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「Challenge Wednesday(チャレンジ ウエンズデー)」について【本文】
「Challenge Wednesday(チャレンジ ウエンズデー)」について 江東区教育委員会 江東区立学校では、平成25 年度より「こうとう学びスタンダード」を策定し、授業改善の取組を進めてきており、各種学力調査等においてその成果が現れております。 令和元年度からは、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、「こうとう学びスタンダード(ネクストステージ)」として、さらに取組を深めてきました。 しかしながら、「学び方スタンダード」の家庭学習の取組状況については、児童・生徒の自己評価からも課題が見られます。児童・生徒が自ら主体的に課題に取り組み 、学びを深めることは、これからの時代を生き抜いていくためにはとても重要なことであり、新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」の実現、「学びに向かう力」の涵養を目指しています。さらに、学校においては、児童・生徒一人一人の 個性を生かした取組みを進めていくことが大切です。 そこで、江東区立学校では、令和3年度より、水曜日を児童・生徒が主体的に学ぶ日「 Challenge Wednesday 」と定め、原則として放課後の時間は、児童・生徒が自分の学 習状況や個性に合わせて計画を立てて課題に主体的に取り組む日とし、学校からは 宿題は出さないこととしています。学校では、児童・生徒がしっかりと「 Challenge Wednesday 」に取り組めるよう、趣旨や家庭学習の進め方等についての指導・支援を行います。 なお、部活動は水曜日を休養日といたします(試合等、活動の状況により、水曜日に部活動を実施しなければならない場合は、他の曜日と振り替える等いたします)。また、各校では水曜日に小学校4年生以上を対象とした放課後学習教室を開催し、自己の課題に合わせた学習の支援もいたします。 教員についても、水曜日の児童・生徒下校後の時間を「 Challenge Wednesday 」と位置付け、これまで以上に授業改善、学校運営の充実を図るため、主体的かつ組織的に研究・研修活動や会議等を行う時間といたします。また、本取組みに合わせ て働き方改革の一環として、水曜日を定時退勤日と定め、退勤時刻以降は各学校の電話を留守番電話設定としており、緊急な連絡は江東区役所への連絡をお願いしています。 江東区では、令和3年度より、新たな教育復興基本計画「教育推進プラン・江東(第2期)」に基づく教育施策を展開しています。学校では1人1台の情報端末を活用した「新しい学びのスタイル( KOTO スタイル)」の授業に取り組み、児童・生徒に確かな力を育んでいます。「 Challenge Wednesday 」 においても、1人1台の情報端末の効果的な活用を図っています 。「教育推進プラン・江東(第2期)」のキーワードは、「 With ……~ともに~」 です。教育に関わるすべての大人たちが心を一つにし、「ともに」取組を進めていくことが大切です。ご理解・ご協力くださるようお願いいたします。【添付ファイル】
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